5日
今日はブックイベントで鈴蘭台へ。上野カーに乗せてもらうはずが故障してしまい、急遽西村組の車で。本当にいつもわがままを聞いてくれる上野津賀に感謝。そしてわたし的には余裕を持って参上したつもりでいたが、いつものごとく一番最後で、もう来ないんじゃないかと心配されていた。オンタイム女。
ブックイベントは大盛況で、誘ってくれた藤田さんもご満悦で終始嬉しそうに話しかけてくれた。一回話し出すと永遠に話が終わらない感じが、うちのおばあちゃんみたいで、ちょっといまは勘弁してくれよ、と思う反面微笑ましい気持ち。
ありがたいことに本はたくさん放出されて、しかし本屋の形態上一つ一つが文脈のある本なのでやはり寂しさもあり。そしてわたしも散々本を買いあさってしまうという、ブックイベント今後どういうスタンスで参加するかを確立しないとな。
6日
夜、KEXのラオルド。ジュエリー会社がフランスの作品を持っていくるという構図がやはり資本主義的だし、『白人』を感じさせて来るものはある。
ラオルドは作品的に別に嫌いではなかったけど、コレクティブなディレクターであることとかを踏まえて結構楽しみにしていたから、その期待値まではなかなか。でもアフタートークではヘテラルキーの話が出てきて、ダンサー個々へのディレクションの仕方が植民地的なのではなく、独立して共存させること、それぞれのバックグラウンドが(17ヶ国くらいの人たちがいたそう)あり、それぞれの発言がセーフゾーンの中で行われるための試みがあったことなどはすごい興味深いしもっと詳しく聞きたかった。
ラオルドくらいの独立した存在同士がやる場合、やはり正直国立バレエ団ではダンスの強度が補えないのではないかと思った。野良でフリーランスでやっている人とかとやる作品が見たいな。(まそがマルセイユでクランプのダンサーのラオルドの作品を見ていて、すごくよかったそう)
7日
北斗さんリハーサル。なんだかんだと北斗さんとは7、8年の間柄ですが、実際のクリエーションに参加するのは初めてで新鮮。というか、気恥ずかしさ。制作のピュアな部分が見え隠れして、そこが意外とその人のコアなダンスへの憧れやイメージが見え隠れするからなのかな。この恥ずかしさはちょっと大切に研究したい。
8日
稽古。今週も結局ほぼ稽古がなくなる。本番が近づくたびに稽古が減っていく。初めてのパターン。わたしは身体的にありがたい。。
9日
空地文庫。