8日
フロアクラス2日目、朝一でジュニアチーム(小4〜小6)。レッスン最終日ということで、みんな疲れていた。小学生でも疲れるんだなあと、小学生の感覚が想像できないくらいに大人になってしまった。最後はみんなへとへとになるまでフロアを滑り転げた。今年のジュニアは動ける子がたくさんいた。朝に1時間半でわたしは体力を使い切った。
まっそが1日休養ということで家にいるので、ご飯しっかりめデイとなる。普段ご飯サボりがちだけど、ちゃんと食べるとすごいエネルギーが出る。一人でもこのモチベーションでご飯食べ続けられたらいいけど。絶対にできない。
なんとかapplication提出。もう提出できただけで自分を褒めたい。えらい。
9日
まっそが六甲に向けて旅立つので、途中で野宿セットをピックしてもらえるところまで自転車に乗せて一緒に歩いた。自分の体に台車をくっつけて、大荷物運んでいる真っ白な衣装に麦わら帽子というのがなかなか社会とのズレがすごくて。攻殻機動隊を見すぎているので、これぞスタンドアローンや、と思った。この無謀で非効率で無意味な行為がデモ化された時、S.A.Cが生まれるのか。
昔ともとしさんが引越しを全部自分でやっていたのを思い出す。無謀な量の大荷物を持って移動するという行為がどうしてこんなにも異質で滑稽なんだろうか。ストレージのなさとか、資本経済の中での分業化されてなさとか。物理的にそのものとして在ること、連続して存在して変容していくことがこんなにももう異変なのか。バラバラに点と点が結ぶ世界に慣れすぎていて、ある程度見えない部分がある方が人は落ち着くのだろうか。
10日
ダンス留学for Teensの発表会。子どもの作品って難しいよなと、毎年思いながら帰る。なぜなら作品の構造が見えやすい。緊張もするし、慣れもないから、いざ本番の時にハッタリが効きにくい。一方で爆発する部分は爆発する。だから演出側は何をさせていかではなくて、何が爆発を起こしやすいかを見ないといけない。でもこれは子どもも大人もプロも変わらない第一条件だよなー。
あけみさんが空地文庫に旦那さんと顔を出してくれた。先月のRRAの振り返りの話でベルリンでも結局、アーティストのためのアーティスト作品が多いという話になった。身体をメディアとおく限り、やはりそこには共通言語を装置として作らないといけない。そもそも振付家とダンサーの間に身体を媒体とした共通言語が発生してないのなら広がりが難しい気もする。ソロになればなるほど、体をメディア化させるのは難しい。でもそういうソロダンスアーティストは多い。