6日
まそと塩屋のぐっけんに映画を観に行く。帰ってから、平氏の落人がもたらした文化って本当に全国にあるけど、改めて平氏って何なんだろう、どんだけ力があるんだろう、、と話になった。まそがいうには、もう出所の分からない噂のようなものが全国津々浦々に平氏落人説になってるのではないか。とのこと。そのついでにこの前四目屋さんで買った須磨の歴史小事典をついに開いてみる。福原に平氏が遷都したのも合って、ここら辺には平氏の話がもういくらでも出てくるし、一ノ谷とかもあるしなあ、と思ってたけど、築島建設(今の中央市場あたり)の話が割と衝撃的だった。人柱の話もなかなか。。というか、その時代にもう、山を切り崩して海に持っていき埋め立てる技術があったんだなあ。山から海へ。
築島建設の話もそもそも穏やかな港を作るためで、姫田さんのお父さんの淡路島から朝鮮半島への出稼ぎの船の話もなかなか緊迫感のある話だった。友達が漁師だったりするから、そんな風に感じてもなかったけど、海の恐ろしさの克服が文明を進めていったんだろうな。
7日
津賀ちゃん上野くんと一緒に西神中央の博物館で古代染なるものに参加。まそ誘ったけど、古代染ってなんやねん、ということで参加せず。本当に言われた通り、草木染めでしかなかった。しかも古代染と言いながら、日本に原産のものでないものばかりなのも、うん。草木で染めものが簡単にできる、とかそこから植物への興味がわくとか色々効能のあるワークショップなのはもちろんだけど、そこで、興味を持ってもらうためにわかりやすい可愛さみたいなのに持って行きすぎるのはちょっと問題だなと思う。結局人間側が期待する色を出したいのなら化学染料を使えば良いと思う。草木染は何色になるかという部分が重要なのではなくて、季節によって同じ植物でも色が違うし、何で媒染するかとか、同じ黄色でも風味が違うとか。合理的でない分、だから違う価値観とかを伝えられるものなのになあ、と思いつつ。そんなこと思いながらも楽しく参加した。蘇芳を鉄で媒染して帰ったら、まそにえーもったいないと言われてイラっとした話。古代の泥染がしてみたいなあ。
8日
真鍋さんと富士へ行ったら、ビーンズグミをお母さんがくれた。一番好きなお菓子。