15日
豊岡演劇祭のケートちゃんを観に、さっちーと一緒にKIACへ行く。ちゃんと行くのは5年ぶり?吉田さんにはちょいちょいあってたけど、あまりの多忙さに逆に若返っていた。よく寝てほしい。
ケートちゃん観終わって、ひとっ風呂浴びて(朝早めに着いたので、すでに一回入浴済み)、地ビールサーバーであったから一杯飲んで、酒とつまみ買い込んで、さあ帰るかと5分前には改札通ったのに、始発で停まっていたコウノトリにまんまと乗ってしまい(私たちが乗るのは鳥取から来ているはまかぜで隣の線路だった、、)気がついたら時間が過ぎていて、ん?なんで発車しないんだ?と気づいたときには時すでに遅し。すでに酒盛り始めていたので、様々な絶望感があったけど、省略するがはまかぜはその便が終電だったため(17時台)停車していたコウノトリに乗らせてもらう(ちょっと差額払う)。ので、なんとかサッチーとワーワー言いながら珍道中を送る。地ビール買ったのに、栓抜きがないという絶望も味わうが、私が奇跡的にベルトを装着していたので、執念でベルトでなんとか開ける。が、気がついたら瓶のふたで左手が血まみれになっていた。(傷深め)
あとちょっと差額払ったが、本当に帰れてラッキーだし、車掌さんも良い人で低姿勢で私たちの過失を責めるわけでもなく対応してくれて、なんならコウノトリは揺れが少ないので酒盛りにはぴったりだし、と良い話なのだが、でもそんなに差額あったかな?おかしくない?と本当にバチ当たりとわかっていても最後までサッチーと文句を言う心を忘れずに、元気に帰って来た。サッチーありがとう。
16日
あまりの疲れに全く起きられず、昼からクリエーションだったので午前中ずっと寝ていた。この作品本当に重量感が大きい。疲れる。。
平野陽子が持って来てくれた本にちゃぶ台の創刊号があって、感動して読んでいるのが、内田樹さんも寄稿していて周防大島での公演の内容らしいけど、インフラと資本主義、市場、政治がどう離されて考えないと危ないのかということを改めて書かれていた。その中で日本の森林率が68%で世界第2位という話に衝撃を受けた。そもそも戦国時代には禿山しかなかったらしい。築城や土木工事に自然資源を搾取し過ぎて、その後江戸時代に極端な森林保護政策を行ったのがきっかけに世界中が産業革命以後、森林を伐採して行く中で逆行することができた。この前平氏の話にも平安時代にすでに海の埋め立てを行ってたように、領土の奪い合いだったり戦争紛争が人間の文明を進めていたのは確かだけど、江戸時代のように300年間政治が安定した時代はある意味でスピードはゆっくりになったんだろうけど、何かが培われていた時代なんだろうなあ。