25日
朝一で関野吉晴のうんこと死体の復権見に行く。今年の映画アンテナ、なかなか鋭い。塩屋のアイヌの映画から始まり、倭文からのうんこ。うんこを見る前に、KOMAのコンポストみいいって、腐りかけたきゅうりを蛆がたかるのを戦々恐々とみていた。うんこを食べる虫、死体を取り合う虫、喜んでいた。そうか、現代社会が見ないようにしている部分に多くの生命が生業として従事している。田中優子が近世のアジアの闇と光両極が同時に存在するエロティズムとアナキズムについて書いていたのを思い出す。まさに闇のエロティズムの話だった。グレートジャーニーも見たいなーー。
夜は長田アグロの盆踊り。大ちゃんがアール3でビールサーブしてるというので顔だけ出したら、ほとんど知り合いばかりで楽しくビールとミカちゃんのカレーをいただく。そこへdb軍団登場。妖怪音頭ならぬサッチー音頭やるとのことで、真陽婦人会と混ざって盆踊り始める。覚えるまでは結構しんどいけど、覚えちゃうとルーティンを繰り返すだけなので流れに乗る感じで楽しい。なんだかんだと最後までやりきって、サッチーあやさんあずみちゃんみうさんと塩屋音頭行こうと人生初の盆踊り梯子。
塩屋音頭はちょっとすごすぎてこの夏一番の思い出になりそう。盆踊りってこういうことなのか、、新しい世界が開けてしまった。。曲と振り付けの拍が違うのは長田の時からそうだったけど、そのズレによってどんどん時間がトランスして行って、感覚がバグって、合の手も歌うことで何が何だかわかんないけどとりあえずハチミツのような粘度の高い円形をぐるぐると踊り歌い続けていた。塩屋のあのサイズの公園でやっているのもまた良いよね。
26日
まっそがついに帰ってくる!がまたすぐに六甲へ帰っていった。作品見に行くのすごい楽しみだなあ。。
ドイツから来てるみうさんの最終日前ということで、サッチーあずみちゃんが中間あやかちゃんのスペースで飲んでるということで、顔をだす。みんなその日見たWIP公演のモヤモヤを抱えていて、何のこっちゃだったが、とにかくフラストレーションと意義みたいな話になって、(見るという行為の)意義を感じられる環境ではあったが、その吐き出し口にシステム的な問題があったのかな、という印象だった。炎症。
27日
台風来るくる詐欺で全く晴れている。台風の備蓄やらで買い出しに行ったら、お米を発見。戦時中だなあ、という感覚でお米を確保。日本どんどんやばいな。。水やらビールやら買い込んでしまったので一人で帰れないくらい重くなってしまった。何とか自転車に乗せてよろよろと帰る。
タコライスがすごい食べたくなって、作ってる途中にまそから餃子が食べたいと連絡が来る。タコライスと餃子という謎のラインナップで終了。
ドンにはサッチーが顔を出し、3日連続サッチー飲みとなる。
28日
まだ台風大丈夫だろう、ということでまそと六甲行こうとなったが、電車のる直前に電話が来て、台風仕様に作品を養生しますとのこと。話を聞いてると合田パパがやってくれているそう。世界せま!ありがとう合田パパ。いつでもどこでも安心感。
というわけで、急遽なぜか姫路に行こうとなり、反対方向の新快速へ。姫路まで新快速だと3駅くらいしかないのか。近い。
行きたかったところが遠かったり、台風でしまっていたり、とあまり自由が効かなかったので、結局姫路城へ。姫路城、2年前のツアーの時に駅から見てはいたけど近寄るのは初めてだった。石がすごいとまそが終始興奮していた。城というけど、結局は戦争の産物で、いたるところにバイオレンスみがあった。第二次世界大戦の時には真っ白な城を真っ黒に染めたそう。大雨の後に庭に行ったら、そこは大河ドラマみがあった。優雅な庭すぎて、人も台風でほぼいなくて、エデン状態だった。庭すごい。
夜は早々に帰って来て、ずっとYouTubeでブレイキンかKrumpみていた。マソがKrump大好きで知ったのだけど、感情の表出が技術性より下回ると途端に違うものになる。Krumpいいよ。おすすめ。