9日
空地文庫での読書会、本日の担当はあやかちゃん。フロイトの夢診断について。今よく見る、夢に出て来た印象的なものが現実世界に対する何かしらのメッセージの象徴としてある、という話よりも無意識的な現実に対しての自分の深層心理が現れているという話だった。フロイトの自意識とそこへのエビデンスの求め方がめちゃめちゃ西洋の思考だった。
わたしの悪夢は夢分析よりも、シンギングボールで15分くらい瞑想する方が良い気がする。朝晩を心がけたい。
夜はさっちーと法務省が主催する”社会を明るくする運動”の長田区座談会に参加。駒小、真陽、だいち小、駒中、長田中、太田中の校長先生と教育指導の先生が募り、各学校についてアピール対抗合戦を行いつつも内情や抱えている悩みを共有する会で誰でも参加できる。
校長先生の演説のようなプレゼンテーション能力だったり、ちょっと人に好かれるためのキャラ設定や癖の強さをチラつかせるなどの小技を垣間見る。教育指導の先生は基本マッチョ。話し方も存在の仕方もマッチョだった。女性の先生は一人もいない。教育指導はやっぱり遅い時間に街の見回りがあったりするから若い女性とかは逆に危ないのかな。あと学校にわかりやすくマッチョな先生がいるっていうことが学校自体の規律のし易さや保護者や地域住民から信頼してもらいやすいんだろうな。でもその反面、教育現場でそういう男性性みたいのを盾にしてしまう事で性別の役割分担を誇張してしまったり、性の搾取や女性軽視、ミソジニーにつながる可能性はなくもないはず。子どもの時学校の先生が何かしらのロールモデルに自分を当てはめて演じてる感じがとても苦手だった。(あ、今もか。)今ではそうでもしないとやってられないってのはわかるけど。胡散臭いって子どもだってバカじゃないからわかる。
正直、毎年この会が行われていることや先生たちのプレゼン慣れに驚いたけど、話の内容としては表層的で良いところ自慢だけなのかと、うーん自分たちに都合の良いところだけ言っている感は否めなかった。でも最後の最後に住民側から(民生委員の方?)の質問で、ヤングケアラーの問題や虐待件数について聞いたところで、長田地区の虐待件数が増えているという話が出た。それをはじめに言ってくれ。地域との連携で一番一番言うべき事じゃないのか。どこかの中学校ではプールの着替えの時に各部屋に教員が入りアザや傷がないか見ているとのこと。。え。。。。。。。。。。てゆうか性教育とかどうなってるんだろう。神戸市の未成年の性犯罪率も上がってる話を聞いた。ジェンダーの扱い方とか。どのくらい配慮してるんだろう。質問すればよかった。でもほぼおじさんのあの会で、もちろん女性層もいるんだけど、年齢層だったりなんだったりでLGBTQの話とか伝わるのか?というひるむ気持ちになった。わたしでさえひるむんだから、小中学生の子がカミングアウトできるんだろうか?
もやもやした気持ちでドンに出勤。
10日
疲れている。まっそに八つ当たりをする。まっそが98%悪いけど、わたしの精神が休みを求めている。普段は気にしないようなことに神経が削がれたりする。クリエーション自律神経乱れるあるある。
11日
RRA経過発表。豊岡の大学から丸山さんが来てくれる。京都からは芸センの平居さん。二人ともパッと見、拠り所のなさそうな所作があるんだけど実のところ人生3回目感がある。
午後は芸術文化振興会の人とのインタビューで、事前にインタビュー内容送られていたことにその時気がつく。インタビュー慣れしてないから内容を目にしておいた方がいいのか、それとも何も考えず行き当たりばったりが良いのか。。アフタートークとかは結構事前にもらってたりするけど、お客さんの前でてから何話すか決めてる気がする。
インタビューの目的はどこまで話していいかわからないけど、文化庁から降りる芸術文化予算が1億円減らされていることを受けて、今まで助成を受けている団体にインタビューを行って事例集を作成することのこと。
7期とアソシエイトの時の振り返りになった。人に話して、はじめて自分のこと分かる気がする。自分でもびっくりするようなことを口走っていて、自分も自分のメモになった。
つかれた。。。