28日
めちゃめちゃ久しぶりにアンコラージュに行く。午後はなぜか爆弾ゲームだった。みんな可愛い。普段は他人とコミュニケーション全然取らないのに、やっぱり爆弾当たるのは嫌っていう意識、罰ゲームしたくないって意識は強い。でもそれが他者の評価ではなく、ゲームのルールだからという規則に対する応用的な考えや斜に構えることができないということでもある。親や環境が絶対なんだよなあ。
そのあとまっすーの原谷の家へ。京都の。いいバスがなかったから噂の敷地神社から原谷の家まで歩く。普通に登山だった。小学生が登下校していた。毎日登っているんだそう。雨は小降りだったけど、森と山の湿気というより湿潤だった。水々しい森林浴をしていたら、なんで自分が今京都にいるのか忘れそうになる。山とか川とか土とかみてたら人がわざわざモノを作るってなんなんだろうって思う。でもオーガニックという名の弱肉強食ってあるよな。
29日
空地文庫オープンデイ。久しぶりに晴れる。義人さんが本を持って現れる。向かいの子どもたちも遊びに来る。一緒に絵を描いていた。すごいなあ。作る力を私たちは誰だって持ってるんだなあ。
明日のふたばZINEフェスにだすあわいにダンスに挟んでる謎の布を作り続ける。無心。
30日
ふたばZINEフェス。雨。上野くんが車を出してくれて搬入が無事に終わる。絶対に上野くんが声かけてくれなかったら、終わっていた。本のイベントで車持ってないの致命的。雨なのも致命的。10月の鈴蘭台のイベント、どうやって搬入しよう。
てゆうか車の免許、結局全然いけるタイミングがない。どうしよう。12月いける可能性考えてみる。寒いかなあ。家にいるより暖かいか。
ふたばZINEフェスは1回目にも関わらず、雨にも関わらず、とてもたくさんの人が来ていて、とても良いイベントだった。しかし一人で店番(なんなら本当はZINEのコーナーに上野くんと出店予定だったので、実質0.5人。いや、上野くんとゆずちゃんに任せて私はずっと空地文庫を担当していた。)なので、ほとんど店から離れられず(結構店ほっぽってお散歩はしていた)ゆっくり他の人たちをみには行けなかったのが残念である。ZINE面白いよね。しかもこういうフェスでは作った本人が目の前にだいたいいるので、その偏愛を直で質問できるのが良い。うかいろZINEとゆずちゃんの丸山ブリコラージュZINE、モモコの0円生活ZINE(今更)を購入。他のもゆっくりみたかった。
というか本屋コーナーが実は激アツで本屋コーナーを楽しんでいた。憧れで最近義人さんが繋いでくれたアコークロー舎さんの隣でドキドキだった。はあ、人が選んだ本ってなんで尊いんだろう。私は本当に選書が苦手。でも購買力のとても大きいフェスだったので、ありがたいことにオープニングの時ぐらい本が放出された。売れて行く時毎回、ああ読めてない、、と思う読む速度がとても遅い店主である。
あと本当に素敵な人たちに寄稿してもらったけど、イマイチ売りどころにあぐねいているあわいにZINEも驚くほど旅立っていった。町歩き本として売って見たけど、大丈夫だろうか。作品のアーカイブでもあるから、ちんぷんかんぷんの可能性、あるなあ、と思いつつ、地図を見本で見た人が結構反応してくれた。渋めの若いカップルが全体をぐるっと見終わって帰る前にZINE買いに帰って来てくれたのがすごい嬉しかった。地元の人に読んでもらえるの嬉しいなあ。
あわいのアーカイブが本当に納得ができない、というのが作るきっかけだったけど、なんだかZINEが旅立って行くにつれてすごい私のアーカイブ撮れなかった怨念が成仏されて行くのがわかる。いや、だからってむやみやたらに売れて欲しいわけではないんだけど。
物体としての作品を作ったのが今回初だったのもあり、売れるという問題に直面している気はしている。この話はまた書きたい。